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女性の夏のスーツ選び、涼しく着こなすための6つのポイント

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皆さん、夏の仕事着ってどうしていますか?年々夏の暑さが増す中、仕事着といえども薄着をしたいところですよね。
しかし、営業など外回りが多かったり、クライアントとの打ち合わせが多い職種の人は、夏といえども仕事着はスーツ。また、就活中の人もスーツを着用する機会が多いですよね。
女性のスーツは男性よりはバリエーションが豊富ですが、仕事となると、あまり露出の高いものを選ぶわけにもいきません。とはいえ、仕事中は少しでも涼しく過ごしたいもの。

今回は暑い夏をスーツで乗り切るために、素材やデザインなど、スーツ選びで気を付けるポイントをご紹介します。


暑い夏を少しでも涼しく!女性のスーツ選び6つのポイント

ではさっそく、夏のスーツを選ぶ上で、気を付けるべきポイントを挙げていきましょう。

スーツはウォッシャブル、ノーアイロンのものが◎

どんなに涼しい素材でスーツが作られていても、夏は汗をかきます。汚れや臭いを防ぐためにも、夏のスーツは洗濯機で洗える素材のものをおすすめします。

とはいえ、洗濯機で洗うたびにシワが寄って、アイロンをかけるのも大変ですよね。ウォッシャブルに加え、アイロンをかける必要のない素材のものだと、なお便利ですよ。

基本は長袖、でも七分丈までならOK!

暑い夏は少しでも短い袖を着たいものですが、ビジネスで着る場合はやはり長袖が基本。ただし、少し短い七分丈までならOKというところも多いようです。

普段は長袖で、折り返せば七分丈になるなど、融通が利くデザインのものもありますので、お好みのものを探してみてください。

女性の夏物スーツは半袖のものもありますが、会社によってはNGの場合も。上司に確認を取るのが面倒な場合は、七分袖を選んだ方が無難です。

ジャケットは背抜き仕立てや、半裏仕立てがおすすめ!

よく汗をかく夏場に着るジャケットは、通気性のよい背抜き仕立てや半裏仕立てがおすすめです。
背抜き仕立てとは、ジャケットの背中の部分の裏地をすべて、あるいは3分の2程度カットしたものをいいます。

一方、半裏仕立ては、スーツの肩部分より下の裏地を抜いたもの。どちらも裏地を省いた分蒸れにくく、軽量で見た目にも涼し気なのが特長です。

ただし、表地を守る裏地がついていないため、耐久性でやや劣る部分があったり、インナーや下着の形が透けやすくなるなどのデメリットもあります。

素材は通気性、吸汗性、速乾性にすぐれたものを選ぶ

営業などで外回りが多い人は、汗をよくかくため、通気性、吸汗性にすぐれた素材のスーツを選ぶことが重要になります。
以下にサマースーツに適した生地で代表的なものをご紹介しましょう。

コットン(綿)
吸湿性、保湿性、通気性にすぐれた天然繊維で、夏のカジュアルスーツの定番素材です。
リネン(麻)
綿の4~5倍と言われるほど、吸水性にすぐれた生地。涼感のある手触りが夏のスーツの素材として人気です。ただ、麻100%だとシワになりやすいため、麻混で使われる場合も多くあります。
モヘア
アンゴラ山羊から刈り取られる毛で、強いハリとコシ、独特の光沢が特長です。さらっとした手触りに加え、かっちりした印象があるので、サマースーツに人気の素材です。モヘア単独よりは、ウールなどと混ぜたモヘア混の生地としてよく使われます。
シアサッカー
別名「しじら織り」とも呼ばれ、凹凸のある縞模様が特長の生地です。さらりとした肌触りで、皮膚に接触する生地の面積が少ないため、清涼感がありカジュアルな夏のスーツに適しています。
サマーウール
羊毛を細く撚った、夏向きのウール生地。シワになりにくく、通気性にもすぐれています。清涼感のある着心地ながら、カチッと感もあるので、ビジネス用のスーツに適しています。
ニット
通気性や伸縮性にすぐれ、洗濯機で洗えて価格もリーズナブルなので、夏のスーツとして人気の生地です。カジュアルスーツ向きですが、デザイン次第でビジネスにも着用できます。
また最近は、スーツ専門メーカーなどから、吸湿速乾性にすぐれ洗濯もできる、夏にぴったりの新素材で作られたスーツも発売されています。

可能なら明るめの色を選ぶと、さらに清涼感がアップ!

ビジネススーツといえば、黒、紺、グレーが基本ですが、濃い色は夏場には重たく見えてしまいます。もし会社的にOKであれば、ベージュなど明るめの色を選ぶと涼しそうに見えます。

しかし、会社によってはベージュのスーツはNGの場合も。それなら少し明るめのグレーにしてみたり、黒や紺なら薄手の素材を選ぶなどして、涼しさを演出しましょう。

ボトムスはデザインや丈の長さで涼しさアップ!

夏に選ぶスーツのボトムスは、パンツよりスカートの方が涼し気です。スカートでもタイトスカートより、薄手の素材のフレアースカートの方が、通気性もよく清涼感があります。

しかし、活動のしやすさからパンツスタイルが好きな人もいるでしょう。パンツの場合は、クロップド丈のものを選んで足首を見せたり、薄手の生地で歩くと裾が揺れるようなデザインのものを選ぶと、涼しそうに見えますよ。

夏のスーツスタイルは、インナー選びも重要!

夏のスーツスタイルを涼し気に着こなすために、意外に重要なのがインナー選び。就職活動の場合はシャツが鉄板ですが、仕事着ならシャツでなくても大丈夫です。
Tシャツやカットソーなど、透けない素材で通気性、吸水性、速乾性にすぐれた素材のものを選ぶとよいでしょう。最近は速乾素材や消臭素材、抗菌防臭素材など、機能性にすぐれたインナーも多数発売されています。
胸元も露出が高くなければ、多少襟ぐりが広くても大丈夫。ただし、谷間が見えるほど開いているのはNGです。色は白など明るくて薄い色を選ぶと涼しく見えます。ただ、薄い色は肌着が透けやすいので、ベージュの肌着を着用するなどして、気を付けるようにしましょう。

暑いとインナーにノースリーブを着たくなりますが、それはNG。袖がないと脇にかいた汗がジャケットにつきやすくなりますし、もしジャケットを脱がなければいけない機会があると、二の腕の露出も気になります。

ジャケットの下は短くても必ず袖のあるものを着用しましょう。今は脇汗パッドのついたインナーも売られているので便利ですよ。

夏のスーツスタイルは、素材と色をうまく選んで涼し気に!

いかがでしたか?スーツって高額のものなので、つい通年素材で年中着回したくなりますが、やはり真夏は夏用のスーツを着た方が、自分も涼しいですし相手にも好印象を与えます。
夏場にジャケットって堅苦しそうに思いますが、素材や色を上手く選べば、軽やかに見せることも可能です。清涼感のある素敵なスーツを着て、涼しさだけでなく仕事のモチベーションもアップさせましょう!

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