今ダブルワークをしている人、もしくは今後しようと思っている人は、履歴書を書く時に「どうやって書いたらいいんだろう」と迷ってしまうことがあると思います。
最近では、副業やダブルワークをすることは珍しいことではなくなってきました。オープンに出来る会社も増えてきましたが、まだまだ「副業禁止」なんていう会社もありますよね。
ダブルワークについて履歴書の職歴欄にはどう書くのがベストなのか、書き方のポイントについてまとめました。
面接官が履歴書を見やすいように、わかりやすく書いておくと説明もしやすくなります。
Contents
ダブルワークは隠さずに書く!嘘はつかないこと
仕事を掛け持ちしていることを知られたくない、と思う人もいるかもしれませんが、履歴書は正直に書くのが前提。
ですから、嘘は書かないようにしてください。職歴詐称になってしまいます。後でばれると良くないので、きちんとわかりやすく書きましょう。
ダブルワークをしているということは経済的な理由が大きいでしょう。今必死でがんばっている子をアピールできたら、もしかしたら待遇面で考慮してもらえるかもしれません。
ダブルワークを履歴書に書く時のポイント
いくつもの職歴があると、どうやって書けばいいのか迷ってしまうことがあると思います。
職歴欄については別に「正式な書き方」というものはないので、見た人が見やすいように書けばいいのです。
過去のダブルワークなら
もし、過去のダブルワークであれば、会社ごとに入社と退社を書いていく方法があります。
- 平成27年1月 A株式会社入社(パートタイム)
- 平成29年12月 A株式会社退職
- 平成27年6月 B株式会社入社(パートタイム)
- 平成30年3月 B株式会社退職
もし時系列がわかりにくくなってしまうなと感じたら、1行ずつ書いてもOKです。
- 平成27年1月 A株式会社入社 パートタイム(平成29年12月退職)
- 平成27年6月 B株式会社入社 パートタイム(平成30年3月退職)
実際に書いてみて、どちらが見やすいかということで書き方を選んでもいいと思います。
現在、すでに働いている人は
現在仕事を掛け持ちしている人も、基本的には同じように書けば大丈夫です。
- 平成27年4月 A株式会社入社 パートタイム
- 現在在職中
もし、複数の会社でダブルワーク中の場合はこのように書きましょう。
- 平成26年9月 A株式会社入社 パートタイム
- 平成27年5月 B株式会社入社 パートタイム
- 現在に至る
面接の時に、「現在違う会社で働いているということですが、今後はどうされるおつもりですか」と聞かれると思います。
引き続きダブルワークで頑張りたい時は、志望動機にその旨を書いておくと説明しやすくなります。
昼間は会社員、夜はアルバイトをしたい時
昼間は正社員として会社勤め、夜にアルバイトをしたい時も今働いている会社についてはきちんと書いておきます。
- 平成25年4月 A株式会社入社(正社員)
- 現在、在職中
このように書いておけばいいでしょう。
会社にばれたらまずいのでは?というような質問もあると思いますが、それは正直に答えてください。
書く内容が多すぎる時は
ダブルワークの経歴が多すぎて、1社ずつ書いていくと非常に煩雑になってしまう時は、まとめて書いてもOKです。
- 平成25年4月〜平成29年3月まで 5社で勤務(パートタイム)
- 平成28年12月 B株式会社入社 パートタイム
- 現在、在職中
というように、多いところをまとめて書いてしまいましょう。
履歴書は「見やすいこと」がとても重要なので、臨機応変に対応していきましょう。
今後どうするのかも書いておく
職歴にダブルワークについて書いたら、志望動機欄には今後どうしていくつもりか、ということも書いておきましょう。
経済的な理由から今後もダブルワークを続けたいなど、前向きな理由を書いておくことで面接官にもアピールしやすくなります。
担当者が見た時にわかりやすく!を一番に考えて書けば大丈夫
基本的には、
- 職歴は全て書く
- 見た時にわかりやすく書く
ということを念頭に置いて書けば、失敗しないでしょう。
実際に下書きしてみて、全体を見てみれば、ごちゃごちゃしてみづらいな、などがわかると思います。
あなたが何をしている人なのか、どんなことをしているのかということがわかりやすく書かれていれば大丈夫です。