仕事に行く前の日や当日に「明日仕事に行きたくないな」と思ったことはありませんか?特に休日最終日の夕方や夜は、会社に行きたくない気持ちが強くなることが多いですよね。
こんなにつらいなら、いっそのこと仕事を辞めてしまおうかとさえ思ってしまうでしょう。仕事に行く前に毎回行きたくないと思うのはとてもつらいことです。
仕事に行きたくないと思うのはなぜでしょうか?仕事のことを考えるとゆううつになるのは、行きたくない理由があるからです。まずは、その気持ちや理由と向き合うことが大切になります。
ここでは、仕事に行きたくないと考える憂鬱な気持ちと、心を軽くするための対処法について詳しく解説していきたいと思います。
Contents
人間関係?仕事のストレス?仕事に行きたくない理由と辞められない理由
仕事に行くのが嫌だなと思うようになったのはいつ頃からでしょうか?そして、そう思った理由は何でしょうか?まずは、その理由を考えてみる必要があります。
また、仕事に行きたくないと強く思ってもなぜ仕事を辞められないのか、その理由についても考えてみましょう。
仕事に行くのが嫌な理由=今抱えている問題
就職や転職したばかりの頃は、まだ仕事に行くのが嫌だなと思うことが少なかったかもしれません。ところが次第に嫌だと言う気持ちが強くなってしまうことがあります。
最初はちょっとしたことがきっかけだったのかもしれません。しかし、小さなことでもいろいろと積み重なってしまうとより大きな問題に発展してしまうのです。
- 部署が変わった
- 仕事のノルマがきつい
- 同じ部署の人と上手くいかない
- 親しく話せる人がいない
- 上司が苦手
- 先輩、後輩と合わない
- 取引先の人が苦手
など、人それぞれ何かしらの理由があるはずです。まずは、自分にとって大きなストレスとなっているものを考えてみましょう。
辛くても仕事を辞められない理由
仕事に行く前は気分の落ち込みがひどくなり、こんなに悩むくらいなら仕事を辞めたほうが楽になるだろうと考えてしまうでしょう。
しかし、実際に仕事を辞めることはできないのです。その理由は何でしょうか?
- 経済的理由
- 仕事を辞めるのは簡単です。しかし、仕事を辞めたとしても次に良い仕事がすぐに見つかるとは限りません。特に家族を養っている場合は、簡単に仕事を辞めることは難しいでしょう。
- 自信がない
- 今の会社でも頑張ることができなければ、転職しても同じことがまた起こるのでは?と考えてしまうのです。
もう少し今の会社で何とかやってみようと考えると、なかなか辞める決断ができなくなります。
仕事を辞めたくても辞められないのは、上記が原因であることが多いです。
知っておきたい!仕事に行きたくない気持ちを軽くするためのコツ
仕事に行きたくないと何度も思うのはとてもつらいことだと思います。そこで、仕事に行きたくないと思う心を少しでも軽くするためにできることを紹介していきます。
仕事に行きたくない理由から対処法を考える
仕事に行きたくないと思うのはなぜでしょうか?考えられる理由を、どんな小さいことでも構いませんので全てピックアップしてみましょう。
仕事に行きたくなり理由がわかると、どう対処したらいいかも次第にわかるようになります。
仕事の好きな部分にフォーカスする
自分の好きな仕事でも、嫌な部分は必ずあるはずです。今仕事が嫌なのは、嫌な部分が目立ってしまっているからではないでしょうか。
そこで、仕事の好きな部分にもっと注目してみましょう。仕事の好きな部分、楽しいと思える部分がわかってくると、嫌なことが少しでも和らぐようになるはずです。
仕事から少し離れてみる
仕事に行きたくないと言う気持ちが強いときは、思い切って休むことも手段のひとつです。
もちろん、頻繁に仕事を休んでしまっては、会社から信用を失ってしまいますが、たまにならいいでしょう。
頑張った自分を褒める
つらいことでもご褒美があると不思議と頑張れるものです。
- 欲しかった物を買う
- 美味しい物を食べに行く
- エステやネイルに行く
- マッサージに行く
など、自分にとってご褒美を決めてそれに向けて頑張ってみましょう。ただし、ご褒美をあげるときはやり方にも注意が必要です。
好きなアイテムを身に付ける
女性の場合、自分の好きなアイテムを身に付けるだけでその日の気分が上がるものです。そこで、出社するときはお気に入りの洋服やアクセサリー、小物を身に付けて行きましょう。
それだけでもだいぶ気持ちの持ち方が変わってくるはずですよ。
軽く体を動かしてみる
運動することはストレス解消にも効果的です。そこで、仕事の合間や通勤時間を利用して軽く体を動かしてみましょう。
- 一駅分歩く
- 会社ではなるべく階段を使う
- ランチの時間にウォーキング
- 仕事の合間にストレッチ
など、上手く時間を見つければ運動する時間を取れるはずです。汗をかくほど一生懸命やらなくても、体を動かすと気持ちよくなり嫌なことを忘れさせてくれますよ。
自分の感情と向き合ってみる
自分の感情を整理することで気分がすっきりすることがあります。最も簡単なのは、自分の素直な気持ちを紙に書きだしてみることです。
- 仕事辞めたい
- ○○(会社の上司や同僚など)が大嫌い
- 仕事のノルマがきつすぎる
- 残業がつらい
など、とにかく思うことを何でも書いてみましょう。書いているうちに自分の気持ちが整理されて、今後どうするべきか見えてくることがあります。
仕事に行くのが嫌なときは、自分がどう働きたいか考える絶好のチャンス!
経済的理由などで今後も仕事を続ける必要がある人がほとんどです。また、定年の延長などで今後ますます働く期間は長くなってくるでしょう。
価値観を明確にしよう
仕事に求めるものは何なのか、まずはそれを明確にしてみましょう。
- 収入
- やりがい
- 働きやすさ
- 残業が少ない
などなど、仕事に対して何を求めるのかを明確にしてみましょう。自分の求める価値観が今の仕事に欠けているため、仕事に行くのが嫌になっているのかもしれません。
まずは、今の会社で自分の求める価値観に近づけるためには、何ができるかを考えてみましょう。
自分の強みを知ること
就職活動のときは自己分析をして自分の強みを知り、それを自己PRなどに取り込んでいったと思います。就職してからは、意外と自分の強みを忘れがちです。
だからこそ、ときどき自分の強みについて再確認する必要があります。自分の強みを知ることで自分に自信が持てるようになったり、仕事にも強みが活かせるようになったりします。
今の仕事は自分のやりたいことなのかを考えてみる
将来やりたいことがわからず、何となく就職してしまった人も多いでしょう。今の会社が嫌なのは、今の仕事が自分のやりたいことと合っていないからかもしれません。
そこで、自分のやりたいこと、何をやっているときにやりがいや喜びを感じられるのかをよく考えてみましょう。
今の会社で自分のやりたいことが実現できそうもなければ、転職を考えてもいいと思います。
仕事を辞めることに罪悪感を持つ必要なし!自分らしく働けることが大切
会社に行きたくない原因は人それぞれ違います。会社に行きたくない原因に上手く対処できれば、仕事に行くのが嫌でなくなるかもしれません。
しかし、どうしても対応できなかった場合、仕事を辞めることも考えてみましょう。無理して働き続けるのは精神的にも肉体的にもよくありません。
近ごろは終身雇用制度も崩壊しつつあり、転職が珍しくなくなってきました。長く働く時代だからこそ自分のやりたいことや強みを再確認し、それを活かせる仕事に転職するのも手段のひとつです。