節約しよう!と思い立っても、まず何から手を付けたらいいか分からない、という人は多いのではないでしょうか。また、思い立って行動してもいつも続かない、うまくいかないという人もいるでしょう。
そんな人は、まずは簡単な節約から初めて見るのがおすすめです。
簡単な節約でも効果が出るものはありますよ。この記事ではそんな節約方法を紹介します。
ぜひ挑戦してみて下さい。
Contents
節約の基本について解説!基本を抑えれば簡単な方法でも節約できる
まずは節約の基本を理解しておきましょう。ポイントを抑えておくことで、節約を成功させられます。
節約の基本は費用の軽減
節約の基本は、費用を抑える事です。
- 平均的な金額から大幅に大きくなっている費用を削る
- 無駄遣いから発生している費用を見つける
等、費用を適切な金額にするのが基本となります。
不要な費用がどれかを見極めずに、むやみに節約をしてしまうと以下の様な弊害が生まれます。
- 健康や生活の維持に必要なお金を削ってしまう
- 削る必要のない費用を削り、トラブルを生み出す原因を作ってしまう
例えば、食費は生活する上で必ず必要な費用です。
- ご飯を抜く
- 安いからといって同じものをずっと食べ続ける
といった事を続けていれば、確かに食費を抑えられます。
しかし、実際にこの様な食事を続けていれば、栄養失調になってしまいます。状態がひどければ、病院で治療を受ける事にもなるでしょう。結果的に、いらない費用やトラブルを生み出してしまいます。
節約をする時は、
- 削るべき費用はどれか
- その費用はどこまでなら削る事ができるのか
といった点をまずは考えることです。
削れそうな費用は意外と簡単に見つけられる
費用について考える、と思うと、難しいように思えるかもしれません。しかし、難しく考えなくても大丈夫です。
例えば、公共料金等の支払いに銀行引き落としを利用しているのであれば、使っている銀行口座の通帳を記帳してみましょう。そうすると、費用の収支が全て通帳に記載されます。この記載の中から、金額が大きく引き出されている内容を探すのです。
クレジットカードを利用しているのであれば、明細をチェックすればOK。
たったこれだけですが、費用がかかっている項目をすぐに確認する事ができます。後はその費用を抑えるためにどうしたらいいのかを考えればよいのです。
- 費用の金額がまちまちで削るべき費用が分からない
- 数字を見ても節約方法がピンとこない
という人は、削減しやすい費用の節約から始めていきましょう。次から詳しく説明します。
簡単に節約効果を出したければ固定費に注目しよう
では、削りやすい費用とは、なんでしょうか。
節約の効果を出しやすいのは、実は固定費です。
家庭の場合の固定費は、以下の費用がそれに当たります。
- 水道代
- 電気代
- ガス代
- 燃料代
- 電話代や通信費
- 保険料
- 家賃、住宅ローン
- クレジットカードのローン等
これらの費用の内、家賃やローンの様に支払額が完全に決められている費用は削減する事は難しいです。
しかし、それ以外の費用はある程度かかる金額を抑える事ができます。
具体的な節約方法は次の章で紹介していきます。
固定費を削減するには?簡単な節約方法を紹介
固定費の節約といっても、何から手を付けたらいいのかわからない人もいますよね。どうしたら節約できるのか、節約方法を具体的に紹介していきます。
水道光熱費の節約
無駄が発生しやすいのが水道光熱費です。しかし、水道光熱費は節約しやすい費用でもあります。
- 明細の発行や引き落としがあらかじめ決まっている
- 使用料に合わせて大きくなる仕組みなので、節約を考えやすい
水道光熱費にはこのような特徴があります。
その為、水道光熱費が大きくかかっている場合は、以下の様な使用料を最低限にする節約をしてみましょう。
- 水道やガス、電気はこまめに止める
- 場合によっては家電の買い替えや契約プランの見直しを
水道光熱費の節約の基本は、無駄遣いをしない事です。
水やガスの出しっぱなし、電気のつけっぱなしをしないだけでも、かなり費用を抑える事ができます。水道光熱費が大きくかかっている時は、出しっぱなしやつけっぱなしが無いか振り返ってみましょう。
この他、場合によっては家電の買い替えや支払いプランから節約ができる場合もあります。
- 長い間使っている古い家電がある
- 電気やガス等の支払いをバラバラで行っている
この様な場合だと、家電を買い替えたり、支払いプランをまとめ払いしたりすることで、費用を抑えられる可能性があります。
古い家電は劣化により通常の家電よりも電気使用量が大きくなってしまいます。ただ普通に使っていても、劣化により無駄な電力を消費している可能性があるのです。
また、新しい家電は少ない電気使用量でも効果を出せる様な改良がされています。古い物を使い続けるよりも、思い切って新しい家電に変えた方が、電気料金を節約できる場合もあるのです。
最近は電気やガスの料金が自由化されています。電気やガスの会社によっては、支払いを一つのプランにまとめる事で、料金の割引をしてくれるプランもあるのです。
こうしたプランを活用すれば、プランを変えるだけで水道光熱費の節約ができるようになります。
もし、古い家電や料金プランに改良の余地があれば、その改良にも取り組んでみましょう。
水道光熱費の節約は、見直しがしやすい分節約方法も簡単な方法が多いです。費用を見直したけど、節約すべき費用が分からない、という場合は、水道光熱費の無駄遣いに気を付ける所から始めてみて下さい。
通信費の節約
通信費も節約しやすい費用といえます。
通信費の節約方法としては、キャリア、プランの見直しをするのが簡単な方法です。
大手キャリアを使っている人は、格安SIMに乗り換えることで大幅に通信費を削減できる可能性があります。
また、料金プランに関しては、各キャリアでお得なプランが定期的に発表されます。自分の利用スタイルにあうプランになっているのか、定期的にプランの見直しをするのがおすすめです。
変動費の節約は難しい!できることから始めよう
これまで紹介してきた固定費の節約と違って、変動費の節約は少し難しいです。
時期によっても変動費は変わりますし、また固定費のように一度見直せばずっと節約できるというものでもないので、常に節約方法を考えないといけないからです。
ここでは、そんな変動費の節約について、手を付けやすい簡単な方法を紹介します。
食費や雑費の節約
食費や雑費の節約は、次のようなところから始めるとやりやすいでしょう。
- 食品や雑貨のロスに気をつける
- お酒やお菓子は控えめにする
- 使い捨て商品をあまり使わない
食品や日用品、雑貨は常に在庫を把握しておきましょう。ある物を購入してしまったり、同じような物を購入したりといった事があれば、それはそのまま費用の無駄遣いにつながります。
- 食材
- 雑貨
等の在庫を把握しておくだけでも、節約になります。
食費の中にはお酒やお菓子の様な嗜好品があります。これらの費用を少し控えるようにするのもおすすめ。
嗜好品は、なくても健康に害をあたえることはないからです。
嗜好品を無くす時のポイントは、少しずつ減らしていくことです。急に減らすとストレスのもとになるので気をつけましょう。
雑貨の場合は、使い捨て商品をあまり使わないようにするだけでも、節約につながります。
例えば、
- フロアシート
- キッチン用クリーナー
等、使い捨てシートタイプの掃除道具があります。
こうしたタイプを使わずに、
- 雑巾
- ふきん
等で代用すれば、買い替える必要がない分、節約につながります。
雑巾等を使用する場合、汚れがひどいと洗剤を使う時もありますが、これも適量薄めて使えばそう買い替える必要もありません。
洗うのが面倒だという人は、使い古しのタオルを利用し、使い捨てにするという手もありますよ。
無理なくできる簡単な節約から始めてみよう
節約をするときには、まずは費用の見直しからはじめましょう。ちょっとお金をかけすぎているな、という費用があれば、そこから手を付けるのがおすすめです。
銀行引き落としを利用しているのであれば口座の記帳、クレジットカード払いを利用しているのであれば明細をチェックしてみると、どの費用が多くなっているのか確認しやすいですよ。
節約したい費用が見つかったら、まずはこの記事で紹介したような気軽にできる簡単な節約方法から試してみてください。
無理な節約は続きません。まずは簡単な節約から始めてみましょう。