あなたの近くにもいませんか、口を開けば文句ばかりで手を動かさない人。アレコレ言うだけ言って、周囲のモチベーションはダダ下がり。
しかもそういう人に限って、大事な時に我先にスタコラ逃げたり、二枚舌だったりするので困ったものです。「誰も言えないことを代表して言ってくれる」ならまだしも、常に不平不満ばかりなのは御免こうむりたい!ですよね。
では、そんな人はなぜ不平不満ばかりなのでしょうか?また、極力その負のオーラをくらわないよう、こちらができる対策は何なのかを考察していき迷う。
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なぜ常に文句ばかり?原因は、その人自身にあり
まず、周囲に不平不満ばかり振りまいてしまう人の行動の動機をみていきましょう。その人によって原因は様々ですが、代表的なものが以下の理由と推測されます。
- 自分の正しさを主張したい
- 自分を認めてもらいたい
- 自分を守って肯定したい
- 自分の思った通りに物事が進まないと気が済まない(完璧主義)
- プライドが高く、自分をまげられない
上記に共通するのは、全て「自分」に自信が無いこと。自分に自信がない・コンプレックスだらけゆえに、周囲に何かと求めてしまうんですね。
特に、
- 現状に不満があるくせに自分では何も動こうとしない人
- 努力をしない人
- 他力本願である人
ほど、うまくいっている人や物事に対して不満を漏らしたりしがちです。
愚痴や不平不満を聞くことで、こちらが受けてしまう被害とは
上記したように、心優しい人は人の不平や不満を親身になって聞いてしまうかもしれません。でも、そんなあなたこそミイラ取りがミイラにならないよう注意しなくてはいけないのです。
先ず言えることは、不平不満や愚痴は聞いていて決して楽しいものではありません。共通の不満があり、「激しく同意!」であれば問題ないのですが、常に愚痴っているような人からは「負のオーラ」とも言えるようなものが出ています。
また、愚痴を聞かされている間、あなたの大事な時間も一緒に奪われていくわけで、何一ついいことがありません。時間&パワー泥棒といっても過言ではありませんね。
また、そういった人というのは、愚痴や不満に同意してくれた人を仲間に引きずりこむ習性があります。「そうだよね、〇〇さんってそうだよね~」なんてつられて相槌をうとうものなら最後、別の人に愚痴るときに「あ、◎◎さん(あなたのこと)も〇〇さんの事ヤダって言ってたよ~」と、あなたのイメージも一緒に下げにきます。間接的な陰口ほどイメージ下がるものはないですからね…。
常に文句ばかりの人への対処法
こういった愚痴や不平不満ばかりの人への対処法は、ずばり「距離をおく」こと。これに尽きます。
- 別に会う必要もないのに定期的にお茶していたり、
- 女子会に参加していたり、
- 会社で空き時間におしゃべりをしていたり…
そういった、距離を置いても問題ない人であれば徐々に距離をあけていきましょう。会う頻度を減らしたり、「別の予定」を作って予定を埋めてしまったり、その人が寄ってくる時間帯には別の事で忙しくして、「相手ができません」状態になっておく…など。
もし距離を置くのが難しいような人(家族や彼氏、親しい友人、会社や子供関連の人間関係など)であれば、愚痴や不平不満をマトモに聞かない!これが大事です。
どうしてもしんどいときは、「なんかもっと楽しい話しよ」「聞いてるほうもしんどくなってきた。ちょっと散歩してくる」など、もうあからさまに話題を変える・その場を素早く立ち去る、というのも効果的です。文句を言っている本人も無意識でやっている場合もあるので、「自分煙たがられているな」と自覚させる事もひとつの手でしょう。
普段は愚痴なんか言わない人が漏らすのは聞いてあげる必要がありますが、それが常態化している人であれば情けは無用。聞いている自分のポジティブなパワーが奪われないよう、まず自分を守ることを最優先しましょう。
時間も気力も奪わせない!文句屋さんは聞き流してOK
周囲に不平不満や愚痴を振りまく人は、内側に「弱い自分・自信のない自分」を隠し持っています。それでいて自分を守ろうと周囲に当たり散らす姿は、まるでハリネズミやフグのよう。
あとはもう、「あの人は自分とは違う世界に生きてるんだな」と思って、聞いていて自分が不快になるような内容はサラサラっと聞き流してしまいましょう。また、「最近みんな私の話聞いてくれないな、なんだかリアクション薄いな…」と感じたら要注意。自分がそんな、「文句ばかりの人」にならないように注意したいものですね。