働いた分だけきっちりお給料を支払うのは会社の義務ですが、勤務時間中はしっかり仕事をするのが労働者の義務です。それは分かっていても勤務中は…眠い!!
寝不足の時やご飯の後、容赦なく襲ってくる睡魔。何とかして目を覚まし、仕事をしなければなりません。
そんな時眠気をガツンと撃退してくれる方法を集めてみました。睡魔を蹴散らして終業時間まで頑張りましょう!
Contents
痛みで眠気を追い払おう!!痛気持ちいいリフレッシュ方法
筆者は寝付きが非常に悪くいつも寝不足気味で、ほとんど毎日会社で眠気と戦っています。眠気覚ましの方法を色々と模索する中で分かったのは、「体に一時的にストレスを与えると目が覚める」ということ。
脳が「こんなもん安らかに寝てられるか!!」と反応して目が覚めるという訳です。(※医学的な根拠などはありません)
一番てっとり早いのは「痛み」です。顔に洗濯バサミでも挟んだら強烈な痛みで一発で目が覚めるでしょうが、人目もありますので流石にそれはおすすめしません。
- ペンで手を突いてみる
- 顔を抓る
- 耳を引っ張る
…は一瞬目が覚めるだけでまたすぐ眠くなってしまい、殆ど効果はありませんでした。色んな「ちょっと痛いこと」をやってみて、これだ!!と思ったのは以下の2つです。
足ツボを刺激する
といっても指や棒でちまちま押していてもあまり効果はないので、100均ショップなどでも買える「足ツボマット」や青竹踏みで足の裏全体のツボを一気に刺激します。
足の裏には体じゅうのあらゆる臓器に通じるツボがあると言われています。これを全身の体重をかけて一気に押すと結構痛いです。中には1秒以上耐えられない!という人も居るようです。
慣れない人はそれこそ一瞬で目が覚めるでしょう。筆者は結構慣れてしまったのですが、それでも1、2分足踏みしていると次第に頭がスッキリとしてきます。
しかし、おもむろに立ち上がり、デスクの横で踏み踏みするのも人目が気になりますよね?更衣室のロッカーや給湯室など、人目につかないところに足ツボアイテムを隠しておいて、眠くなったらこっそりと踏みに行きましょう。
時間をかけてハンドマッサージをする
ちょっと手のツボを1、2箇所押した位ではすぐに眠気が戻ってきてしまいます。ここは時間をかけて、手のツボ押し&マッサージをしてみましょう。集中力が切れてきた時の気分転換にも効果的ですよ。
- 指を1本ずつ握り込み、雑巾を絞るように捩ります。
- 手をブラブラと振り、ギュッと握りこんだり思いっきり開いたり、を数度繰り返します。
- 親指と人差し指の骨の合流点辺りにあるツボを強く押します。
- 反対の手を使って、親指から順に指を手の甲側へ反らせます。
- 親指と人差し指で1本ずつ指先をつまみ、爪の両わきに圧力をかけます。
- 手の平の中央にある窪みを、親指を曲げ第一関節を使ってグイグイと押します。
- 腕を掴み、手首から肘にかけて5本の指でまんべんなく揉みほぐします。
- 二の腕をもう片方の手で握り、絞るように捩ります。
- 胸の中央に片手の親指を置き、残った4本の指を反対側の脇の下の窪みに当てて押します。
- 最後に肩甲骨をぐーっと寄せて、胸を開くようにします。
数分かけてやり終える頃には気分もリフレッシュしている筈です。移動中などでも手軽に出来ますね。
じっとしてると眠くなる…ならば体を動かそう!
眠気を抱えたままデスクワークを続けていてもなかなか目は覚めません。仕事も滞るし重大なミスでもしてしまったら大変です。
ここは今やっている業務を中断して、体を動かす作業に切り替えましょう。立って体を動かしていると頭も冴えてきます。
椅子に座ったまま行える以下のようなストレッチがありますので、是非試してみて下さい。
- 椅子に座ったまま思い切り背を反らし、手と足をまっすぐ伸ばします。グーンと目一杯、10秒間程伸ばし続けます。
- 足首を回し、足先を外側→内側と交互に5回ずつ動かします。
- 背伸びをするように足首を伸ばし、つま先を遠くに向けます。これも5回行います。
- 右足を組み、椅子の背もたれに右肘を乗せて上半身を右側へねじります。そのまま10秒静止。反対側も同様に行います。
飲む&食べるで目を覚ます。眠気覚ましに効果的なのは?
飲み物を飲んだり、何か口に入れることで目を覚ます方法もあります。睡魔を追い払うのにオススメの飲み物&食べ物をご紹介します。
- 冷たいブラックコーヒー
- 筆者が眠い時よく口にするのは、砂糖もミルクも入っていないアイスコーヒーです。
痛みと同じく、コーヒーの苦味で目を覚まそう、というものです。
そもそもあの苦味が大好きで、コーヒーはいつもブラックで飲んでいるという人には効果がないかも知れませんが、そうでない方は結構効くと思います。
深みのあるコーヒーの苦さはガツンと来る感じで、何だか背筋もシャキッと伸びるような気がします。
- カフェイン飲料、エナジードリンク
- 眠眠打破、メガシャキなどのカフェイン飲料や、モンスターエナジーなどのエナジードリンク。
こういった飲み物には、カフェインが多量に含まれています。カフェインには覚醒効果だけでなく、集中力、記憶力を高める働きも。
しかしカフェインは摂り過ぎると頭痛や血圧上昇、睡眠障害にの原因になります。
他にも軽度の鬱状態になる等の副作用も確認されていますので、習慣的にこういった飲み物に頼るのは避けたいものです。
何をやっても目が覚めない!!という時の最後の手段として使用することをおすすめします。
- ガム
- 「噛む」という行為には脳を刺激し活性化させる働きがあります。
さらに、ガムに含まれるミントや少量のカフェインには血管を拡張し血行を促す効果がありますので、ガムは眠気覚ましには最適の食べ物であると言えるでしょう。
しばらく顎を動かしていると頭がスッキリしてきますよ。
- ミント系タブレット
- フリスク等のタブレットを2、3粒噛み砕き、口の中に残したまま冷たい飲み物を口に含みます。
するとびっくりする程口の中がひんやり!!驚きで目が覚める程の冷たさです。
シャキッとする事間違いなし!
他にもあります!睡魔撃退テクニック
- 痛みで目覚める
- 動いて目覚める
- 飲んで(食べて)目覚める
上記の方法をご紹介しましたが、他にも手軽に出来る眠気覚ましの方法がありますよ。
- 息を止める
- 単純ですがとても効果のある方法。
大きく息を吸い込んだりしないで、普通の状態から限界まで息を止めてみて下さい。
体内に酸素が入って来ない=生命の危機ですので、寝ている場合ではない!!という事で一気に目が覚めます。
- 人と話をする
- 筆者はどんなに眠たくても電話が鳴ったら真っ先に出るようにしています。
「しっかり応対しなければ」と思うと自然と目が覚めるからです。
電話をかける用事や、上司や先輩、同僚に話す事があれば、あえて眠気が襲ってきた時にやってしまうのも一つの手だと思います。
ただし「人と話していてもウトウトしてしまいます。」という人はやめておいた方がいいでしょう。
- 体を冷やす
- 眠くなって来ると身体の深部体温が下がり、反対に体の表面・末端の温度が高くなります。
眠気を感じると体がポカポカしてくるのはこの為です。
熱中用対策に使われる冷却スプレーなどで、体を冷やすと効果的ですよ。
手のひらや首の後ろにシュッと吹き付けましょう。強烈な冷たさで一瞬で目が覚める筈。
日中眠くならないように、しっかり睡眠を取るのがベスト!
いかがでしたか?仕事中どうしても眠くなってしまった時の対処法、中には「職業柄これはムリ」というものもあったかも知れませんが、出来そうなものを試してみて下さいね。
でも一番良いのは仕事中眠くならないよう、夜に良質な睡眠をしっかり取っておくこと。ついつい夜更かししてしまうという人も、出来れば1時間早く布団に入るよう心掛けてみて下さい。きっとそれだけで日中の眠気が改善すると思います。