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今の仕事、自分には向いていない?悩んだときの対処法

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「自分、今の仕事向いてないなあ…」働いている人ならば、誰でも必ずぶつかる壁ではないでしょうか。
誰にでも向き・不向きはもちろんあり、それは仕事だって同じこと。だけど、いつも悶々と悩みながらのコンディションで仕事をするよりも、少し立ち止まって仕事の向き・不向きについていちど考えてみませんか。

また、それが原因で転職しようとしているならばなおのこと、仕事と自分の在り方について見つめなおすいい機会になることでしょう。


「この仕事、向いてない」を自覚したきっかけとは?

ふと頭をよぎるこの「向いてない」という思い、普段どおり淡々と仕事に打ち込んでいればそんな雑念は浮かんでくる余地はないのですが…
では、どんな時に強く自覚してしまうのでしょうか?

  • 先輩や上司など、他者から「向いてない」と言われたとき
  • 仕事でミスや失敗が続いたとき
  • なかなか仕事に慣れない・仕事内容を覚えられないとき
  • 今の仕事を続けている数年後の自分が想像できないとき

きっかけとしては、圧倒的に「他人から言われた」というのが多いようです。仕事中であったり、飲み会の場であったりとシーンは色々ですが、客観的に他人から「向いてない」と言われるのは無視できないというのが理由ですね。
では本当に、あなたに今の仕事が向いていないのでしょうか?次からは、「仕事が自分に向いてない」と思った時にチェックしたい項目について紹介していきます。

仕事を始めた時と比較して、少しでも成長が見られる?

まず、仕事を始めた時と比べて、何か少しでも成長したことはあるかどうか振り返ってみましょう。

  • ちょっとずつでもできる事が増えた
  • 仕事内容について人に説明できる事が増えた
  • 仕事のスピードが速くなった
  • 失敗やミスの回数が減った

などなど、ちょっとでも自分の成長が感じられる事があるでしょうか?これらを振り返って少しでも嬉しいことがあれば、まだ見込みありですよ。少しずつでも、日々の積み重ねによって仕事は慣れ、熟練していくもの。気付いた時にはすっかりデキるようになってた、なんてこともよくある話です。

逆に、始めた時と比較しても何ら変化がない、また「できない」と学びと実践を自らブロックして行動に移さないなど、自分自身で成長が認められないときは「不向き」である可能性があります。

社内の「デキる先輩」は、「なりたい先輩」?

今いる社内を見回して、一番評価されている、仕事ができる先輩を観察してみましょう。仕事もできるし、人間もできているし、「この人に痺れる、憧れる!」なんて思えるようであればしめたもの。自分の目標として仕事のモチベーションを上げてくれる存在にもなりえます。逆に、

  • 「なんだか経験積むほど大変そう」
  • 「仕事は充実してるけど土日祝日も出勤してる」
  • 「顔が広くなるほど仕事の付き合いでプライベートがなくなってるみたい」

など、「自分はああはなりたくない!」と、将来に不安がある場合は要注意。自分が仕事に求めるものと、今いる職場で得られるものをすり合わせてみることも必要です。

プライベートの時間も仕事のことで悩んでいない?

仕事から帰って家で一息つく時間、休みの日など、仕事から解放されている時間のはずなのに「仕事の事が頭から離れない」そんな事が当たり前になっていないでしょうか?
もしそうであれば、今の仕事内容や自分の取り組み方について真剣に考える必要があります。

  • 休みの日でも仕事関係の電話が頻繁にかかってくる
  • 家に居るのに仕事している(持ち帰りなど)
  • 仕事のことで常に悩んでいる

こんな場合、ワークライフバランスがうまくとれず、後で触れますが心身に不調をきたしてしまう可能性が高いです。具体的に、仕事量は今の自分にとって適切か、自分のやり方は間違っていないか、仕事の何が不安・心配なのかを洗い出してみる必要があるでしょう。

「休み明け、仕事をしている事を考えるだけで憂鬱になる」ほど、業務内容に嫌悪感がある場合は、もう「不向き」だと割り切ってしまうのもいいかもしれないですね。

自分のカラダ・メンタルは健康に保てている?

仕事は忙しい、仕事内容も難しいしミスも多いけど毎日ご飯が美味しいし、ビール飲んでコロッと寝て朝は元気!もしくは運動不足だから会社帰りにジョギングやヨガを楽しんでやっている…
などなど、仕事はどうあれ、自分の健康を自分でコントロールできているのなら心配は不要!自分さえ元気なら多少の仕事の向き不向きは関係なく、慣れでのりきっていけるタイプと言えるでしょう。
ですが、今やっている仕事内容(人前で何かをする・決められた物事を時間内にこなす・多くの事柄に対処する…など)を考えただけで以下の症状が出る人、いませんか?

  • かなりのプレッシャーを感じる
  • 気分が悪くなる
  • 食欲が無くなる、逆に過食してしまう
  • 飲酒量・タバコの量が増える
  • 急激に痩せた、もしくは太った

これらの症状に当てはまる人は、仕事へのストレスが体に影響を及ぼしてしまっています。心身にこれ以上の負担をかけると、うつ病などを発症してしまう原因となってしまうので、一度誰かに話を聞いてもらうことをお勧めします。

「向き・不向き」以前に、自分の心身が何らかに拒否反応を示していることを認め、少し仕事と距離を置く、部署を異動する、転職する、などの対処が必要となるでしょう。

経験に無駄はない!真摯に今の仕事と向き合って答えを出して

今の仕事と自分の関係について、上記のチェックで少しでも向き合ってみることができたでしょうか。実際のところ、自分で自覚している「向き・不向き」は思い込みであったり、環境を変えれば実はできる、なんてこともあるので一概に「向いてない」とレッテルを貼ることはないです。

筆者の例ですが、自分でスケジューリング・目標を立ち上げて動く営業をやっていたときは辛いことが多かったですが、転職して営業事務となり、裏から人をサポートしていく業務は楽しい事ばかりでした。当時は「数字が苦手だから営業向いてないのかな」なんて見当違いな思い込みをしていましたが、実はそうではありませんでした。事務になってからも数字には追われ続けましたが、仕事が辛いと思ったことは滅多にありませんでした。

だから、もし心や体に変調をきたしていたり、将来の不安を常に感じているのでなければ、今の仕事をもう少し継続してみるのもいいかもしれません。今は変わり映えしなくても、続けた人にしか見えないものが将来必ずあります。
そして、もし異動や転職を決意したとしても、今の仕事は決して無駄にはなりません。必ず次に進む場所であなたを助けてくれるツールになります。だから、「あぁ向いてないや」と思考停止で働くのではなく、しっかりと見据えて「今」の仕事に取り組んでみることで、思いもしない結果になるかもしれませんよ。

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