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社内結婚の末に離婚してしまった、職場での対応や上司への報告のコツ

更新

社内結婚をして夫婦共に同じ職場で働き続けるケースも少なくないでしょう。ところが、夫婦の間でいろいろあり離婚に至ってしまった場合、どう対応するべきかで悩んでしまうと思います。
離婚してしまったらお互い会社で顔を合わせるのも気まずいですし、会社の上司や周りの人も何かと気を遣ってくると思われます。
ここでは、社内結婚で離婚してしまった場合の上司や周囲への報告のやり方、職場でのふるまいについて紹介していきたいと思います。

離婚報告は気まずい!しかし、できるだけ早く報告することが大切!

結婚報告と違って伝えるのが気まずい離婚報告。しかし、今は3組に1組が離婚する時代です。離婚すること自体がそれほど珍しいことではなくなってきました。
周りにも離婚経験者が少なからずいるはずです。報告しづらいのはわかりますが、できるだけ早く会社に報告することが大切です。

離婚に伴う手続きが必要!会社への報告が必要な理由

離婚はできるだけ公にしたくないので、会社への報告は必要ないと思っていませんか。しかし、会社には報告する必要があるのです。
それは離婚に伴ってさまざまな手続きが必要になるからです。

  • 福利厚生
  • 厚生年金
  • 名刺
  • 社会保険

など、入籍したときに会社が手続きをしてくれたはずです。離婚のときも同様に手続が必要になります。会社の担当部署に迷惑をかけないためにも、早めに報告をする必要があるのです。

離婚が成立したらできるだけ早く報告すること!

離婚を報告する時期ですが、離婚が成立した段階でできるだけ早く行うことです。できるだけ早くとはいっても、まだ離婚の話し合いの段階で会社に報告する必要はありません。
話し合いをしているうちに離婚を思いとどまることもあるからです。ただし、信頼できる上司や同僚であれば離婚の相談くらいはしておいてもいいかもしれません。
万が一離婚することになっても、何かと気をかけてくれて心強いです。基本的には離婚届を提出した段階で報告するのがおすすめです。

離婚報告のやり方

離婚報告のやり方ですが、2人揃っては伝えにくいと思いますのでそれぞれの上司に報告するといいでしょう。
上司が空いている時間を見計らって、会議室など他の人に話を聞かれない場所で報告するようにします。
上司が忙しそうにしていてタイミングを見計らうのが難しいときは、メールなどで事前に上司とアポをとっておくといいでしょう。報告するときのポイントについて紹介していきます。

離婚の事実
離婚することになったということをまずは伝えます。
離婚理由
本当の離婚理由は浮気やDVといったことかもしれません。しかし、離婚した相手のことを上司も知っていますし、今後も一緒に働く可能性があります。
離婚理由は本当のことを伝えるのではなく、価値観の違いなど当り障りのない理由にしておくといいでしょう。
明るく話すこと
結婚と違って離婚報告は一般的にアンハッピーな出来事です。暗いトーンで話してしまうと、上司も対応に困ってしまうでしょう。そこで、できるだけ明るいトーンで話すように心がけます。

上記の点に気を付けながら、お互いの上司に報告をしましょう。

社内離婚だからこそ難しい!離婚後は周りへの気遣いが必要!

社内結婚の末の離婚は、会社の人も知ることになります。周りの人は別れた相手のことももちろん知っていますし、一緒に仕事をすることもあるでしょう。
そのため、周りの社員もきっと気を遣ってくることと思います。周りの社員や上司が必要以上に気を遣ってくれるなど、気まずい思いをすると会社を辞めたほうがいいのかなと思うこともあるでしょう。
そこで、離婚後の自分の身の置き方について解説していきたいと思います。

大人の対応をすれば問題なし!

社内離婚してお互い気まずいからと言って、どちらかが会社を辞める必要はありません。そして、離婚を理由に退職を迫ってくるような会社もほとんどないと考えられます。
たとえ大ゲンカの末に別れたとしても、仕事は仕事と割り切れば同じ会社で働き続けても問題ないでしょう。
また、離婚する人も多い時代ですから、再婚も珍しくはありません。そして、お互いもしくは離婚相手の新しい恋人や再婚相手がまたまた社内の人だったということも十分あり得ます。

それでも、お互い過去の人ですからたまたま相手が会社の人だったと考えれば、よいだけの話です。

部署や配属先を変えてもらうことも

従業員数の少ない会社では難しいかもしれませんが、大企業の場合は部署や配属先を変えてもらえるように頼むこともできるでしょう。
同じ部署や違う部署でも離婚した社員同士のやり取りが多いと、当人だけでなく周りで働く人たちも何かと気を遣うことになります。

それなら、全く関連のない部署や子会社などで働くほうが、お互い顔を合わせる必要もありませんし周りも必要以上に気を遣わなくて済みます。

周りの対応次第で居づらくなることも

本当は離婚後も働きたい気持ちはあったのに、周りの対応に耐え切れず退職に至ったケースもあるのです。

離婚理由を責められた
たとえば、離婚理由がDVや浮気といった相手が一方的に攻められるような理由の場合、加害者に対して周りの人の見方や対応が変わってくることもあります。
被害を受けた人に同情が集まり、その相手を非難するようになります。結局会社に居づらくなってしまって、退職することになってしまった事例もあります。
周りへの気遣いが重荷
必要以上に周りが気を遣ってくれると、申し訳ない気持ちになります。その積み重ねに耐えられなくなってしまい、退職したケースもあるのです。
離婚相手の対応
離婚した後に再婚したのが自分の同僚だった、親しくしていた後輩だった場合、別れたとはいえ受けるショックは大きいはずです。
ほかにも、職場でも避けられるようになったなど相手の大人げない対応に嫌気がさして退職に至ったケースもあるようです。

退職するつもりはなくても、職場にいづらくなってしまって退職に至ることもあります。
しかし、自分自身が毅然とした態度で対応できれば、あえて退職する必要はないと思います。

自ら辞める必要はなし!早めに報告をして大人の対応を!

社内結婚からの離婚は、お互いにかなり気まずい思いをするでしょう。だからといって、報告をためらってはいけません。会社もいろいろと手続きがありますので速やかに報告することが大切です。
また、離婚したからといって自ら退職する必要もないでしょう。きちんと対応できれば、割り切って仕事をすることができるからです。

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