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袋分け家計簿の魅力と付け方を解説!手間いらずで続けやすい

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面倒に感じたり、忙しくて時間が取れないと挫折しがちな家計簿。そんなときにおすすめしたいのが袋分け家計簿です。
袋分け家計簿を取り入れてしまえば、あれほど面倒であった家計簿をわざわざ付ける必要はありません。
また、自分で直接現金に触れてお金を管理することになるため、お金の流れをしっかり把握することができて、結果として無駄な出費を抑えることに繋がります。
しかも、やり方はとても簡単なので、始めようと思えば誰でもすぐに実践出来るんですよ。
そこで、今回は袋分け家計簿の魅力やそのやり方について詳しくご紹介していきますね。

袋分け家計簿を取り入れることで得られるメリット

袋分け家計簿は取り入れることでたくさんのメリットがあります。それを知れば家計管理から遠ざかっていた人も取り組みたくなること間違いなし!
まずは袋分け家計簿のメリットについてご紹介します。

予算の残金が分かる

袋分け家計簿では主に固定費と生活費に分けてその中でやりくりをすることになるため、今週はあとどのくらいの金額を使って良いのか、しっかり把握することが出来ます。
そのため、無駄遣いがなくなりますし、予算内のやりくりが身につくようになります。

使い過ぎを抑えることが出来る

袋分け家計簿では現金が実際に減っていくのを見ることが出来るため、無駄な買い物をしないように気を引き締めることになります。
また、袋の中身がなくならないように気を付けるので、その点でも出費を抑えることに繋がりますね。

自然と貯金が出来るようになる

袋分け家計簿ではお金を主に固定費、生活費、貯金の3つの袋に分けることになります。
特に貯金の費目に関しては使うことはほとんどないため、何も努力しなくても自然とお金が貯まっていくようになります。
今まで様々な節約法を試してみたけれど、お金が貯まらなかった…という方は袋分け家計簿は特に試して欲しい家計管理法なのです。
家計簿の付け方や家計簿が続かない原因について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
長く続く家計簿の付け方!自分に合った方法で始めてみよう
家計簿が続かない原因と対策法。少しでも長く続けたい方必見!

ATM手数料を最小限に抑えることが出来る

袋分け家計簿では給料が入ったら必要なお金をすべて引き落としてしまうため、お金が足りなくなったらその都度、引き落とすということがなくなります。
そのため、ATMにお金を引き落としに行く回数が減り、結果としてATM手数料を最小限に抑えることが出来るのです。

簡単だから誰でもすぐに始められる!袋分け家計簿のやり方

袋分け家計簿のメリットがわかったところで、早速やり方について見ていきましょう。とても簡単ですので、やり方さえ分かればすぐに実践することが出来ますよ。

準備するもの

  • 封筒3つ(支分けられるものならクリアファイル等何でもOK)
  • ペン

封筒を3つほど用意し、それぞれにペンで「固定費」、「生活費」、「貯金」と記入します。

この時、封筒でなくてもクリアファイル等分けられるものなら何でも構いません。最近では無印良品のパスポートケースも人気ですよ。

①お金を引き落とし、固定費から振り分けていく

まず、給料日にお金が振り込まれたら、住宅ローンや保険料、家賃、光熱費、クレジットカード請求、携帯電話代などの自動で引き落としされる費用はそのまま口座に残し、それ以外のお金をすべて引き落とします。
次に引き落としたお金から固定費分を引き、袋に入れましょう。
固定費とは毎月必ず支払うことが決まっているお金のことで、習い事やお小遣いなどが含まれますね。

本来は家賃や光熱費、クレジットカード請求、携帯電話費なども固定費として含まれますが、これらの支払いが自動引き落としになっている場合は口座に残してあるままですから、固定費として振り分ける必要はありません。

②貯金分、生活費に振り分ける

次に、固定費を引いたお金の中からさらに貯金分を袋に入れます。最後に残ったお金を生活費として袋に入れます。
買い物の際はこの生活費の袋の中からお金を出して使うようにしましょう。
つまり、実際に現金を管理してやりくりするのはほぼ生活費だけということになりますね。
そして、生活費を使う時には生活費の袋の中に入っているお金をお財布に移して使うようにします。
お財布にお金を移す際に必ず封筒の中を確認するようになるので、お金の使い過ぎを予防することにも繋がりますよ。
この時、お金の使い過ぎが心配な方は生活費をさらに小分けにしておくと良いでしょう。
その月の週の数の分だけ用意しておけば、一週間に使って良いお金の目安がより明確になります。

固定資産税や自動車税などの大きな支出がある場合

固定資産税や自動車税、車検といった大きな支出がある場合、上記の振り分け方だと対応しきれないですよね。
そこで、これらの支出がある場合は「特別費」として新たに4つ目の袋を用意するようにして下さい。
この袋に毎月一定額を入れ、積み立てるようにしていきましょう。
ただ、以下に当てはまる方は積み立て式は難しいので、ボーナスや特別手当、残業代が入った時などにまとめてお金を入れておくと良いかもしれません。

  • 毎月の生活で精一杯で特別費までお金が回せない
  • 特別費に使うお金が多い

カード払いがある場合

昨今ではキャッシュレスの恩恵が多く、現金払いからカード払いに切り替える人も増えてきていますよね。
そんなカード払いの場合、袋分け家計簿はどうなるのでしょうか。
カードで支払った場合は生活費の袋からカード使用分のおおよその金額を取り分けます。

例えば1,800円の買い物をしたなら、2,000円分を袋から取り分ける、という感じですね。

そして後日、取り分けた分を口座に入金します。
こうすることで、袋からはしっかりとカード払いの分のお金も引かれるので、必要以上にお金を使うということがなくなります。

続けるためにもしっかり確認を!袋分け家計簿を行う上で押さえておきたいポイント

簡単ですぐにでも出来る袋分け家計簿ですが、やり方を間違えてしまうと長く続かず、すぐに挫折してしまうこともあります。
そうならないためにも、袋分け家計簿を付ける上で大事なポイントについていくつかご紹介しますね。

たくさんの袋を作らない

これは一般的な家計簿を付ける時にも言えることですが、より詳細にお金の流れを知りたいからと項目を多くしてしまっては後に管理が追い付かなくなり、かえって面倒になってしまいます。
この点は袋分け家計簿でも同じ。
お金の出し入れが頻繁になり、面倒になってしまうため、「少しでも細かくしよう」などと袋を多くしすぎず、3つ程度でとどめておきましょう。

細かいことを気にしすぎない

これも一般的な家計簿と共通する部分ではありますが、1円単位でお金が合わなくてもさほど気にする必要はありません。
大事なのはお金の流れを掴むこと。たった1円単位の差で家計に影響を及ぼすことはありませんから、意識しすぎないことが大切です。

無理のある予算設定にしない

袋に入れる際、予算をしっかり計算せずに「この金額なら大丈夫だろう」と無理な予算設定にしてしまうと結局そのお金だけではまかない切れずに赤字となってしまいます。
赤字になるとその分また振り分けをし直す必要が出てくるので、面倒ですし、時間もかかってしまいます。
そのため、予算を決める際はこれまでの支出額を確認した上で無理のない設定をするようにしましょう。

袋分け家計簿を上手に活用して無理なく家計管理を続けよう

袋分け家計簿なら忙しくてなかなか家計簿を付ける時間がない方や今まで手書き等の家計簿が続かなかった方でも無理せずに家計管理が出来ます。
しかも、用意するものも少ないですし、やり方も簡単ですので誰でも付けられます。
家計簿が苦手な方はまずは1ヶ月試してみてはいかがでしょうか。思っていたよりも家計管理が手軽にできることに驚くはずですよ。

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