家計簿を付けていたけれど続かずに挫折してしまった…なんてことありませんか。そんな方にぜひおすすめしたいのがレシート家計簿です。
レシート家計簿は貯めたレシートを分けて振り返るだけなので簡単ですし、一般的な家計簿が苦手な方でも続きやすい方法です。
今回はそんなレシートを使った家計簿についてご紹介します。
また、レシートを使った家計簿にも様々な方法があるので、自分のやりやすい方法を見つけてみてくださいね。
Contents
家計簿を付ける手間が省けるから長く続けられる!レシート家計簿の魅力
レシート家計簿のやり方について見ていく前にまずはどうしてレシート家計簿が優れているのか、その魅力について見ていきましょう。
簡単に付けられる
レシート家計簿の魅力でまず挙げられるのはなんと言ってもその手軽さ。
一般的な手書きの家計簿に比べて時間も手間もかからないので、時間があまり取れない方や家計簿が面倒に感じる方、また、数字が苦手な方でも続けやすい方法です。
家計簿に挫折した経験のある方は、手軽に続けられるレシート家計簿に挑戦してみましょう。
財布の中がすっきりする
今までは知らず知らずのうちにレシートが財布の中に溜まってしまったという方も多いのではないでしょうか。
レシート家計簿なら一日の終わりにレシートを財布から出して貯めておくので財布の中がごちゃごちゃすることがありません。
いつもスッキリとした状態を保つことが出来ますよ。
家計管理への利用はもちろん、財布の整理整頓も同時に出来てしまうんです。
計算が面倒になり、買い物が減る
買い物をすればそれだけレシートは増えますから、その分の計算をしなければなりません。
ですが、レシート家計簿を付けることにより、計算が面倒だからと自然と余分な買い物をしなくなります。
これは無駄遣いをしなくなるという点で大きなメリットですね。
用意も付け方も簡単!すぐに出来る基本のレシート家計簿のやり方
それでは早速、レシート家計簿のやり方についてご紹介します。特別な物も使わないので、やろうと思えばすぐに出来ますよ。
準備するもの
まず、以下のものを用意します。
- レシート
- 箱(クリアファイルやクリップで保管しても可)
①毎日、レシートを箱、またはクリアファイルに入れる
いらない箱を用意し、毎日レシートをその箱の中に入れていきます。クレジットカードで払った時もレシートはもらうようにし、同様に箱に入れます。
また、割り勘等のお金でレシートがない場合はメモで代用しても構いません。
②週に一度、仕分けをする
週に一度、箱からレシートを取り出し、費目別に仕分けを行います。複数の費目があるレシートはそのレシートの中でも金額の大きい費目に振り分けます。
また、費目を細かく分けず、「○○費・○○費」というように、一緒の費目にまとめてしまっても構いません。自分のやりやすい分け方で分けるようにしましょう。
レシートを溜めこむと計算が大変になってしまうので、週に一度は必ず仕分けをするようにして下さい。
あらかじめ、クリアファイルで仕分けをしていた方はこの作業は省略します。
③振り返る
レシート家計簿も他の家計簿と同様、どのくらいの出費があったか、振り返ってみましょう。振り返るのは月末だけでOKです。
レシートを取り出して必要であった買い物には○を、不要であった買い物には×を付けます。
④○と×、それぞれの合計を計算する
○のついた金額、また、×のついた金額をそれぞれ合計します。
こうすることで、どのようなものにお金を使っているのかがしっかり把握出来るようになるので、次第に無駄な買い物をしなくなってきます。
これを3ヶ月ほど行えば最終的に○の数は増えていくでしょう。○の数を増やす目標も出来ますね。
レシートは1ヶ月(クレジットカード払いの場合は2ヶ月)経ったら処分する
レシート家計簿は基本的に給料日後に始め、1ヶ月分をクリアファイルで保存するというものです。
そのため、1ヶ月経ったらレシートは処分するようにしましょう。
ですが、例外としてクレジットカード払いがある場合は2ヶ月分経ったら処分するのが望ましいです。
というのも、クレジットカード払いの場合、引き落としには日数がかかるため1ヶ月が過ぎたからと言ってレシートを処分してしまっては計算が合わなくなり、家計管理に支障が出てしまいます。
そのため、クレジットカード払いの場合は引き落としがされたのを確認してからレシートを処分するのが適切です。
自分に合った方法で!この他におすすめなレシートを使った家計簿
上記でご紹介した代表的なレシート家計簿の他にも家計簿がグッと楽になるレシートを使った家計簿がいくつかありますので、ご紹介します。
自分がやりやすい方法をぜひ見つけてみてくださいね。
ノートにレシートを貼るだけ家計簿
より簡単にレシート家計簿をしたい!という方はノートにレシートを貼るだけの家計簿もおすすめです。
ただノートにレシートを貼るだけなので、簡単に出来ます。
準備するもの
- ノート
- セロハンテープまたはのり
- カラーペン
やり方
- レシートをノートに貼り付けていきます。この時、レシートは全体が見えるようにし、重ねて貼らないようにして下さい。ノートに収まりきらない場合は折り目を入れて貼るようにします。
- レシートを見ながら無駄がなかったか、振り返ります。必要ではなかったと思ったものにはマーカーで線を引いていきます。
- マーカーを付けたら再び見直します。無駄遣いしたものにはどういうものが多いか、またどういう傾向があるかを見つけていきましょう。この時、気付いたことがあればノート内やメモ用紙などに書き出します。
- 最後に、今後、無駄遣いを防ぐにはどうしたら良いかを考えましょう。例えばお菓子を買い過ぎてしまった場合ですが、今後買う頻度を減らすなど、自分で出来る対策法を見つけていってください。
ですが、慣れるまでは○曜日に作業をする、というようにある程度目標を決めておいた方が良いでしょう。
専用のノートも売っているので、より細かく付けたい方は活用してみるのもおすすめですよ。
何回かこの作業を繰り返していくうちに無駄遣いも減っていくでしょう。
家計簿アプリ
もっともっと簡単に家計管理をしたい!という方におすすめなのが家計簿アプリです。
特にレシート撮影機能のある家計簿アプリなら、スマホのカメラでレシートを撮影するだけで、自動で日時や値段、費目を振り分けてくれるので、時間がなかなか取れない方にピッタリです。
家計簿アプリや節約アプリについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
「家計管理を強力にサポート!家計簿アプリの魅力とおすすめアプリ」
「節約アプリをダウンロードして活用しよう!おすすめアプリも紹介」
忙しい、面倒な方必見!レシート家計簿を取り入れて上手に家計管理をしよう
レシート家計簿のメリットはなんと言ってもその手軽さです。
一般的な家計簿にありがちな時間や手間がかからないので、今まで家計簿に挫折してしまった方でも続けられると思います。
また、一般的な家計簿に挫折してしまう方にありがちなのですが、家計簿を完璧に付けようとして本来の家計管理という目的から遠ざかってしまう人が多くいます。
家計簿はあくまでも支出を知るためのツール。そのため、完璧に行わなくても良いのです。
家計簿が続かない、面倒、忙しい方はぜひレシート家計簿を取り入れて家計管理を行なってみてくださいね。