懸賞、ポイ活、節約生活をはじめるならチャンスイット

投資運用の失敗は「知らない」ことが原因?失敗する人の特徴も紹介

更新

超低金利時代と言われる現在、銀行や郵便局に預金をしているだけで資産が増える時代ではありません。しかし資産は必要なものです。
結婚式を挙げたい、マンションを購入したい、子どもを大学まで行かせたいなどさまざまなことでお金が必要になります。さらに老後は年金だけでは生活できないと言われています。
老後のためにも積極的な資産運用はした方が安心と言えるでしょう。
しかし資産運用を始めたからといって、確実に資産が増えるとは言えません。定期預金などの貯蓄であれば減ることはないでしょう。ただし大きな収入を得ることは無理です。
株式や債券、投資信託、不動産投資などはリターンも期待できますが、リスクもあります。資産運用に失敗しないためにはどうしたらよいのでしょうか?資産運用の失敗を避ける方法について解説します。

心理的なことも関係する?資産運用に失敗する理由

株式投資を何年もしているのに思うように利益が出ない、家賃収入が少なくてローンを支払うだけでいっぱいいっぱい…など資産運用に成功しないケースもたくさんあります。その原因はどういったことが考えられるのか見ていきましょう。

知識・情報・経験が不足している

資産運用に限ったことではありませんが、初めて何かに挑戦する場合、知識や情報を得ていなければ失敗につながりやすいでしょう。ルールを知らなければ失格になってしまい、勝てそうなポイントを知らなければそのままスルーしてしまうでしょう。
株式投資や不動産投資などにおいても同じことが言えます。
例えば株式投資においては少し利益が出たので売却したら、その後はさらに利益が大きくなった、購入した株が値下がりしてしまい得るタイミングを失ってしまった、などといった失敗例があります。
経済や金融情勢の情報や株の値動きなどについてもっと知識があれば、避けられた失敗かもしれません。
不動産投資においては相談する不動産の選択ミスで思うように利益が出なかったり、販売価格が適正ではなかったのに言われるままに購入してしまったりして失敗してしまった、ということも。
不動産会社の選び方や不動産会社に関する情報をもっと知っていたら、避けられた失敗とも言えます。

商品に関する内容を理解していない、リスクを把握していないなど知識や情報がないと失敗しやすいでしょう。

コストを計算に入れていない

金融商品を購入したり、取引したり、サービスを利用すればコストがかかります。手数料や税金などが多ければ利益が少なくなってしまいます。手数料が少額でも、何度も利用すれば大きくなってしまうもの。
投資信託であれば購入時手数料や監査報酬、不動産投資であれば固定資産税などの税金もかかります。

投資自体にかかる費用だけでなく、それに伴うコストを計算に入れていないと結果、利益が出ない、少ない、といったことにつながります。

「損をしたくない」という心理が働く

知識や情報があるからといって資産運用も成功するとは限りません。知識や経験、情報を持っていても失敗する要因の一つに心理的なものがあります。
もともと人間の脳は「損をしたくない」という思いが強いそうです。経済学者の研究によると「得をすること」よりも「損をすること」の方が、感情が大きく揺れると言われています。

損をしたくない、という心理が働くため冷静な判断ができなくなり、株を売れなかったり、少し利益が出たからといってすぐに手放してしまったりして、結果損をしてしまうというケースも多いのです。

自分は大丈夫?資産運用に失敗する人の特徴

資産運用に失敗する人には特徴があると考えられます。自分はその特徴に当てはまっていないでしょうか?自分の行動や性格を振り返ってみましょう。

資産運用の目的をはっきりさせていない

何のために資産運用をするのか目的を明確にしていないと、失敗しやすいです。資産運用の方法はさまざまで、リターンやリスクの大きさもコストも異なります。
たくさんの人が選んでいるから、トレンドだから、などといった理由だけで資産運用の方法や金融商品を選ぶのは危険です。
目的を明確にしていないと、どれくらいの期間でどのくらいの利益をあげるのかなど、資産運用の計画も資金計画も立てることができず失敗しやすくなります。

勉強も情報収集もしない

資産運用の勉強は面倒に感じることもあるでしょう。知識がなくてもできる資産運用はあります。しかし何も知らず資産運用をしても、それが本当に自分に合っているのかが分からないものです。
成功している人の話をそのまま自分に当てはめてみても成功するとは限りません。金融商品を取り扱う会社などはメリットばかりを言うこともあります。リスクを知らずに行えば資産が減ってしまう可能性もあります。

人任せで自分では何もしない

金融機関などから資産運用の提案をされることもあるでしょう。「すべてお任せください」と言われても、そのまま任せきりにするのは危険です。金融のことを知っている人に任せれば安心かというと、そうとは限りません。

専門家にも得意分野とそうでない分野があったり、自社の商品だけを提案したりすることもあります。それが自分にとって最適かどうかは、人任せにしていては把握できないものです。

資金計画を立てない

資産運用をする際、特に投資をする場合は資金が必要です。将来のためだからと、現在の生活に支障をきたすほど投資に使ってしまっては、結果投資をやめることになります。

メリットばかりを見てリスクを見ない

資産運用のさまざまな方法はリターンばかりではなく、リスクが伴うものがほとんどです。メリットばかりを見て、リスクを見ないと足元を救われる危険性もあります。

資産運用に失敗しないためのポイント

資産運用に失敗しないためにはどういった点に注意が必要なのでしょうか?失敗しないポイントを抑えておきましょう。

メリットだけではなくリスクを把握する

金融商品にはメリットだけでなくリスクやデメリットがあります。投資には損失がつきものであり、貯蓄では資産が思うように増えないといったデメリットがあります。手数料などコストがかかる場合もあります。コストも安い場合と高い場合があります。
魅力的だと思える金融商品でも、必ずデメリットやリスクについて把握しましょう。インターネットにはさまざまな情報が載っているので、自分で調べてみることをおすすめします。

資産運用に関する知識を身につける

資産運用や金融商品に関して勉強することが大切です。ネットで調べる、本を読む、セミナーなどに参加してみるなど、自分に合った方法で勉強したり情報収集をしたりしましょう。

最初は少額から始めてみる

勉強をしても経験がないと失敗するリスクは高いです。最初から大きな金額を使ってしまうと失敗したときの損失が大きくなります。最初に損をしてしまうと、その後の資産運用が不安になり判断力が低下してしまう可能性もあります。
慣れるまでは少額資金で行うとよいでしょう。

「資産運用の失敗」について理解し資産運用を成功させる

資産運用の方法はさまざまです。初心者でも簡単に始められるものもあれば、少額から投資できる金融商品などもあります。リターンもリスクも金融商品や方法によって異なります。
ほとんどはリターンだけでなくリスクが伴うものです。そのため、方法や選択を誤ると資産を増やすどころか減らしてしまう可能性もあります。
資産運用を成功させるには、資産運用が失敗する原因や自分の資産運用のやり方などについて把握することが必要です。もし、資産運用に失敗をした場合は、なぜ失敗したのかを振り返り、改善していくようにしましょう。

この記事をシェア